パープル・ハンズ
イラスト:キャミ―

キラキラしなくても、虹色に輝いて生きなくてもいい。
安心して、確実に、老後まで暮らしてゆきたい。
ひとりでも、同性カップルでも、性別を途中で変えても、病をもっても……
人間らしいプライドを胸に。

NPO法人パープル・ハンズ(2013年設立)では、つぎのような活動をしています。会員/非会員、性別やセクシュアリティにかかわらず、どなたでもご参加できます。

暮らしを「しっかり」
 いまの法律や制度をしっかり理解し、活用して、老・病・死の場面に対処するための勉強会や、ライフプランニング相談(対面・電話)を実施しています。また、老後に役立つ施設や場を直接訪ねてお話を聞くおとなの社会科見学「キャラバン・トーク」も好評です。これまで地域包括支援センターや特別養護老人ホーム、樹木葬霊園などを見学しました。

仲間と「楽しく」
 40代からの集いの場「パープル・カフェ」、一品持ち寄りの「おとな食堂」(昼の部・夜の部)など、気軽に交流できて友人の輪を広げる集いを開催しています。また、年に数回、同性パートナーなどと死別した人のグリーフケアの場を開催しています。

 このほか、講演・研修・寄稿などで、社会に性的マイノリティの高齢期についての情報を発信しています。

 こうした活動の情報は、メルマガ、ツイッター、お知らせブログなどでご案内しています。郵便物の届くご住所とお名前をお知らせいただければ、パンフレット等も郵送いたします。

【ご利用ください】

 パープル・ハンズでは、つぎのような冊子を作成しています。表紙画やタイトルをクリックまたはタップしてダウンロードしてご利用いただけます。

① 『介護や医療、福祉関係者のための 高齢期の性的マイノリティ理解と支援ハンドブック』
 高齢支援の現場で役に立つ知識、当事者のインタビュー、パープル・ハンズのイベント等で集めた高齢期の不安の声など、身近に考えられる内容となっています。当事者も情報整理に。(A5版・24ページ)

② 『性的マイノリティの老後安心ガイドブック』
 老後のお金、介護、墓じまい、成年後見、終末期の医療……などなど、テーマ別で開催した老後ワークショップをもとに、性的マイノリティの老後に必要な情報をまとめました。セクシュアリティにかかわらず「おひとりさま」の老後には必見の情報集です。(B5版・24ページ)

③ 『もしもに備える私の伝言ノート』
 ご自身が書き込める「ノート形式」の「エンディングノート」です。第三者が見てわかるように自分の情報(親族や緊急時の連絡者リスト、おもな財産や契約、パスワード類)を整理しておくものです。最後のページには、信頼する人とかわしておく「死後事務委任契約」もついています。(B5版・8ページ)


高齢期の性的マイノリティ 理解と支援 ハンドブック 性的マイノリティの老後安心ガイドブック もしもに備える私の伝言ノート
① 高齢期の性的マイノリティ
理解と支援 ハンドブック
② 性的マイノリティの
老後安心ガイドブック
③ もしもに備える
私の伝言ノート

①は生活協同組合パルシステム東京・市民活動助成基金2015年度の、②③はおなじく2024年度の助成をいただいて作成しました。記して感謝申し上げます。

紙版の冊子を希望されるかたは、送料込みで1冊500円にておわけします(②③は一冊になっています)。
①「理解と支援」②+③「老後安心 / 伝言ノート」それぞれの希望冊数のメモ、そのまま返送封筒に貼れる宛先ラベル、代金相当分の切手か小為替(切手は金額が多少前後してもかまいません)を、当会までお送りください。


〒164-0003
東京都 中野区 東中野1丁目57番2号 柴沼ビル41号室
特定非営利活動法人 パープル・ハンズ

【ウェブサイトで無料で読める情報】

事務局長・永易至文が寄稿したものです。

◆朝日新聞社・相続会議  連載:LGBTの相続と終活~さいごまで自分らしく~

BuzzFeed Japan寄稿

講談社・現代ビジネス寄稿

◆読売新聞yomi.Dr  虹色百話〜性的マイノリティーへの招待(全79回)

病気、介護、相続……老後の来ないゲイはない 私たちが直面する課題
(ダイヤモンドオンライン)

性的マイノリティーの老後…同居人の権利、書類に(読売新聞、岩永直子記者)